阿部武史のブログ
2011.06.02
本当の気持ちを聴くこと
あべっちです。
本当の気持ちを聴くこと
「あいついっぺんボコボコにしたろうと思ってるんです!」
言葉だけを聞くと、大変怖い表現です。
道徳的な考えに「照らし合わせて」・・・
「そんなことは考えない方がいいですよ」
でもなく、
共感して
「ほんまや、ボコボコにしたったらええんですよ!いつやりますか?手伝いますよ!」
これは行き過ぎ(笑)
これでもなく
本当に聴くことって・・・
「そんなに(ボコボコにしたいほど)腹が立っているんですか!?いったい何があったのですか?さしつかえなければ詳しく聴かせていただけませんか?」
と、まず何があったのかを背景を含めて、ゆっくりと落ち着いて聴いてみる。
否定もせず
道徳的な訂正もいれず
その感情へ至るまでの経緯にあった辛いことや悲しいことなどが出てくれば
そっと「寄り添って」共感してみる・・・
そして聴いてみます。
「今、どんな気持ちですか?」
「うーん、なんだかスッキリしました。」
すべてがこんなにうまくいく!なんてことではありません。
ただ、こうして聴かせていただくことで相手の「感情のバケツ」から、溢れる想いが飛び出して冷静に、客観的に見えるようになると
落ち着くことはけっこう多いです(^-^)
聴くって本当に大切だと感じた瞬間です。